大きな棚は5枚。固定棚無しのすべて可動式なので、どんなサイズの本でも隙間を作らず効率的にレイアウトできます。広い棚板には自然木ならではの美しい木目が広がり、シンプルなデザインも相まって、置くものすべてを引き立ててくれます。
その用途はアイデア次第で無限大。本の収納だけではなく、置物や絵皿を飾る小さなギャラリースペースとして使うのも素敵です。
素材は、希少材の北海道産ミズナラを使用し、側面を方形の大枠をつくってから板をはめ込んでいく「かまち組構造」という昔ながらの非常に手間のかかる構造で製作しています。
組み立ては収縮する木の特性と永く使えることを考え、基本的にクギは使用せず、手間のかかる「ホゾ組み」という差し込み側と差し込む穴をそれぞれ加工して繋ぎ合わせています。
どれも、ひとつひとつ職人の手をかけなければならず決して効率的ではありませんが、強度にも優れたとても丈夫な書棚になっています。