家具のまち「枚方家具団地」のスタッフが気になる家具関連のニュースを紹介いたします。
本日は、株式会社友安製作所が大阪・関西万博の会場内に設置した、端材を活用したテーブルやスツールについてご紹介いたします。

株式会社友安製作所は、大阪府八尾市にあるインテリア・エクステリア・DIY商材を販売している企業。
今回、大阪・関西万博を契機に様々なプレイヤーと共創し、新たなモノを万博で実現するプロジェクト「Co-Design Challengeプログラム」の一環として、端材を活用したテーブルやスツールを会場内に設置したとのことです。
使用されたのは、家具などのインテリア製品の製造過程で生まれる、鉄、木、金属の削りチップ、ポリカーボネート、ボタンのフレームなどの多様な端材や廃材。


同プロジェクトには株式会社友安製作所のほかに、同じく製造業を営む株式会社小泉製作所(堺市)、株式会社オーツー(八尾市)、株式会社河辺商会(堺市)が参画。
さらに2名のアーティストも加わることで、職人の技術とアーティストのデザインを融合させた、個性的でありながら実用性のある作品として製作されました。
これらのテーブルやスツールは、大阪・関西万博会場西側のフューチャーライフヴィレッジ内に設置されており、誰でも利用することができるそうです。


既存素材の再利用は、枚方家具団地がこれまで大切にしてきた“ものづくりの精神”と“資源を無駄にしない文化”を象徴する取り組みです。
同じ大阪府内の長い歴史を持つ家具産地として、このような創造的な取り組みが行われたことを大変嬉しく思います。
ぜひ大阪・関西万博にご来場の際は利用してみてはいかがでしょうか。
■関連リンク
友安製作所公式リリース
プレスリリース・ニュースリリース...


友安製作所が大阪・関西万博の会場に廃材から作ったテーブルを設置。ものづくり体験ツアーで地域への誘客を...
株式会社友安製作所のプレスリリース(2025年4月10日 13時07分)友安製作所が大阪・関西万博の会場に廃材から作ったテーブルを設置。ものづくり体験ツアーで地域への誘客を...