大阪府立長尾高校の2年生が「総合的な探求の時間」を通じ、地域の持続可能な発展をテーマにした実践的な学習活動を行っています。
今回、その一環として取り組んだのは、地域に根付く「枚方家具団地」の活性化プロジェクト。
生徒たちは家具団地の魅力を発信する広告づくりや新たな提案に挑みました。

長尾高校では、生徒たちが地域や社会とつながる教育に力を入れており、「社会で活躍する人間の育成」を目指しています。
単なる知識の習得に留まらず、コミュニケーション力や実践的な表現力を重視したカリキュラムが組まれています。

今回、生徒たちは以下の2つの課題に取り組みました。
1.枚方家具団地協同組合への提案

家具団地の魅力を高め、地域住民とのつながりを強化するため、生徒たちは以下のようなアイデアを発表しました。


- 季節ごとのイベント開催
- チラシやSNSを活用した効果的な宣伝
- 余った木材を活用したクリスマスツリーづくりや地域の子どもたちと連携した装飾
2.家具店のチラシ作成

店舗ごとの特徴や独自性をヒアリングし、量販店との差別化ポイントを深く掘り下げた広告制作に挑戦しました。

実際に店舗を訪れた生徒たちは、「天然木の家具には味がある」「IKEAとは違う個性を感じた」など、現場で得た気づきを活かしてチラシづくりを進めています。

店舗側からも「SNS運用を手伝ってほしい」といった要望が寄せられ、高校生たちの若い発想とデジタルスキルへの期待が高まっています。
発表会のご案内
このプロジェクトの成果発表会は、
2025年2月10日(月) 10:15~12:25
枚方市総合文化芸術センター(別館メセナホール)
で開催されます。

未来を担う高校生と地域のコラボレーションが描く新しい可能性に、ぜひ足を運んでみてください。